2019年3月にFirefoxのバージョンが66になって以降、YouTubeを「新しいウィンドウ」や「新しいタブ」で開いたとき、自動再生しない現象が起きています。
これは、新たに追加された「音声を自動再生するウェブサイトをブロックする」という機能がデフォルトでオンになっているからです。
① ツール
② オプション
③ プライバシーとセキュリティ
④「音声を自動再生するウェブサイトをブロックする」にチェックが入っている(以前と同じに戻したい場合はチェックを外す)
以前までは、ウィンドウやタブを切り替えたタイミングで動画が自動再生されていたのでとても楽だったのですが、わざわざ再生プレイヤーをクリックしなければならなくなり手間がかかります。
この仕様変更は、ページを開いたときに勝手に音声が再生されるのを嫌うユーザーのための改良とされていますが、元の状態に戻したいという方も多いでしょう。もちろん元の状態に戻せます。
ということでこの記事では、以前のFirefoxと同じように、タブを切り替えたらわざわざ再生画面を押さずとも動画を自動再生させるようにする設定方法を紹介します。
スポンサーリンク自動再生させる設定方法・手順
YouTubeだけ自動再生させる
「YouTubeだけ」といったように、サイト単位で自動再生させるかさせないかを設定する方法です。「基本は自動再生をブロックするけどYouTubeなど一部のサイトのみ自動再生させる」という場合です。
① YouTubeを開く(「トップページ」でも「個別再生ページ」でもどこでも可)
②「左上のアイコン」をクリックしてサイト情報を開く
③「サイト別設定(音声を自動再生)」が「ブロック」になっているので、「許可」に変更する。
設定はたったこれだけです。Firefoxの再起動の必要はありません。
これで自動再生が許可されたので、YouTubeを見るときにタブやウィンドウを切り替えたタイミングで動画が自動再生されるようになりました。
再びYouTubeで動画を自動再生されないように戻したい場合は、YouTubeを開いた状態で「左上のアイコン」をクリックし、自動再生の「ブロック」を選びましょう。

全てのサイトで自動再生を許可する
上で紹介したやり方は、YouTubeのみを自動再生の許可リストに入れた状態です。YouTube以外の全てのサイトに自動再生を適用したい場合は、以下のようにします。
① 左上のアイコンをクリック(開いているページはなんでもいい)
②「サイト別設定」にある「ギアマーク()」をクリック
③「音声を自動再生するウェブサイトをブロックする(B)」のチェックを外す
以下の手順で開いてもOKです。
① ツール
② オプション
③ プライバシーとセキュリティ
④ チェックを外す

自動再生の許可リスト一覧表示と一括削除など
ブロックを解除したサイト(許可サイト)は、「許可リスト」で一覧表示できます。
①「ツール」
②「オプション」
③「プライバシーとセキュリティ」
④「音声を自動再生するウェブサイトをブロックする」の右にある「許可サイト」をクリック
「許可サイト」に登録したサイトを、個別に削除したり全て一括で削除したり自由に編集・管理することができます。

▲ 先ほど追加した「YouTube」が入っている。「(全ての)ウェブサイトをブロックするにチェックを入れた状態」で「この許可サイト一覧から削除」すれば、再びYouTube上の動画は自動再生されなくなる。
全てのサイトをブロックしておき一部のサイトだけ許可する場合などに活用しましょう。
以上です。
スポンサーリンク